コロナ前後の比較

こちらのブログ更新もだいぶ滞ってしまいました。前回から半年以上、今年初投稿になります。

 

 

今、2023年4月22日です。世の中的には新型コロナウイルス感染拡大は完全「終息」とまでは言えませんが、落ち着いたというか、下火というか、行動制限なども解除されて、いわゆる「収束」と言ってもいいのかなという状況です。

 

 

それに伴い、経済、事業活動や商売のほうも通常営業に戻り、全体的な需要も弱いながらも取り戻しつつあると実感しています。

 

 

クリーニング業界全体も、このコロナ禍の2~3年で廃業や閉店などによる減少はありましたが、生き残った(?)お店や業者は今年の3月、まだ途中ですがこの4月など売上回復や、場合によってはコロナ前を上回る業績好調なところが数多く見受けられるようです。

 

 

弊社は残念ながらそこまでのV字回復はできていませんが、ようやく少し上向いてきたかなという明るい兆しが見えてきています。

 

 

数字的に言いますと、今回のコロナによる事業への影響が出始めたのが2020年の3月からでした。

 

 

一応、「収束」=経済活動が元通りになったのが今年2023年の3月ということで、ちょうど丸3年ということになります。

 

 

あくまでも売上ベースですが、影響の出始めた2020年3月が、コロナ前(=影響のない)前年2019年3月と比較して、約20%のダウンでした。

 

 

完全コロナ禍の2021年3月がさらに6%、2022年3月はさらにその3%のダウンとなり、コロナ前の2019年3月から2022年3月では約30%のダウンということになりました。

 

 

それが、コロナが落ち着いた今年2023年3月では前年同月比約10%のアップでした。

 

 

ちょうど、これでコロナが始まった2020年3月の数字と同じになったことになります。

 

 

これをコロナ禍からコロナの始まった頃くらいまでに売上が回復したと見るべきか、コロナが「収束」してもコロナ前の8割程度までしか需要は回復しないと見るべきか、これはこの先を見てみないと何とも判断できません。

 

 

今後、コロナは終息の一途をたどる、もしくは経済活動に支障を及ぼさないという前提で、来年の3月がどういう数字になっているかで見極める必要がありそうです。

 

 

今年より20%くらいアップすれば、コロナ前の水準ということで、すべてコロナの影響、コロナが原因だったということになりますが、横這いや最悪下回るようなことがあれば、コロナ前の需要そのものが8割程度になったと言わざるを得ないかもしれません。もちろん、こちらの努力不足の場合は別ですが、あくまでも外的要因としてです。

 

 

今月からは、コロナ禍からどれくらいアップできるか、コロナ前にどのくらいまで近づけるかなど、今まで以上に売上数字に注目していきたいと思います。