4月度売上速報

ゴールデンウイーク中です。基本カレンダーどおりのお休みとしていますが、結構クリニックさんなど無休で営業(診療)しているところもあり、白衣など溜まってしまったり足らなくなってしまうので、イレギュラーで4月29日と5月3日は営業しました。

 

 

それでも工場の作業は休みなので、集配・配達業務だけでクリーニングは連休明けからになります。

 

 

緊急事態宣言が発令されて不要不急の外出は控えるようにとのお達しも出ているので、連休中(と言っても5月4日・5日だけですが)は家でおとなしく休養しております。もっとも、もともと出かけるあてもありませんが。

 

 

宅配クリーニング(に限らずクリーニング全般)は例年4月・5月が年間で一番需要が高まる=売上の上がる時期です。いわゆる「衣替え」と呼ばれる冬物衣料から春・夏物へ、制服も冬服から夏服に代わる頃です。

 

 

しかし、昨年・今年は新型コロナウイルス感染拡大やそれに伴う緊急事態宣言などの行動制限などで異変が起きています。

 

 

昨年の4月は1回目の緊急事態宣言の発令、今年は4月途中からですが3回目の緊急事態宣言で経済活動が阻害されました。

 

 

それでも今年は、コロナの感染自体は昨年より悪化していますが、良くも悪くも慣れてきたのか昨年ほどの経済の自粛はなかったので、売上実績では昨年4月より30%くらいのUPでした。1月~3月はダウンでした(3月は横這い、若干のマイナス)から今年初の、もっと言えばコロナ後の昨年1月以来の売上前年同月比UPです。

 

 

ただ、それでもコロナ前の一昨年の4月からは逆に30%くらい下回っていることになります。昨年の4月は前年の50%のダウンで、4月・5月の最需要期の売上が年間でワースト1、2位という、もちろん創業以来初の惨状でした。

 

 

何度か書いていますが、コロナ前の平常時とコロナの真っ最中で経済自粛しているような状況が違う中で、単純に比較して良いとか悪いとか言ってもあまり意味がないので、数字はあくまでも参考程度ですが、昨年の最悪の状態から回復基調が見られるのは明るい兆しです。

 

 

数字だけではなく、忙しさというか肌で感じる手応えみたいなものが今年の4月に関してはありましたね。

定期利用の大口のクリニックのお客様も獲得できましたし。

 

 

5月がどうなるか一抹の不安がありますが、それでも昨年が底だったと思います。それより悪くなることはないと思うのですが、こればかりは何とも。

 

 

クリーニングの場合、お得意先様やお客様が平常どおりなら何とかなるのですが、休業や時短などでやっていないと如何ともし難いので、とにかく早く平常とは言いませんが少しでも経済活動が再開されることを祈るような気持ちです。