新型コロナウイルス緊急融資

この数か月で、世の中やわたしたちの生活が大きく変化しました。人によって影響を受けた差はあると思いますが、多かれ少なかれ何らかの変化があったものと思います。

 


当然、わたしのような自営業に限りなく近い零細企業や個人商店は、商売=売上、利益、資金繰りには多大な影響がありました。

 

 

3月まではまだ何とか維持していましたが、4月は最悪、5月はさらにひどい状態でした。

 


数字を見るのも嫌ですが、4月が売上前年対比で4割減、5月は5割減。もちろん、創業以来最低記録です。

 


ただ、人間というのはいいか悪いかは別にして、自分だけだと耐えられませんが、世の中全体が悪い、もっとたいへんな人がたくさんいると思うと、自分なんかまだいいほうだと思ってしまうものです。

 


幸い、わたしの会社は休業要請の対象になる業種ではなく、自粛しながらも通常どおりの営業を続けることはできましたが、如何せんお客さんが休んでいるのでまさに開店休業状態でした。

 


とにかく1日が長い。こんな身体を休めることができたことはなかったので、割り切れば楽といえば楽でしたが。

 


ただ、そうもしていられないので、とにかくいろいろ手を打ちました。

 


まずは、4月のGW(今年はまったくゴールデンじゃないけど)に新型コロナウイルス緊急特別融資を信用金庫と政府系金融機関に申し込みました。

 


ニュース等ですごい混雑状況であることはわかっていましたので、時間がかかることはある程度の覚悟はしていましたが、後に申し込んだ政府系金融機関より2週間後くらいに、希望する満額の融資の申請許可がおりたとの連絡がありました。

 


それから契約書を送って、約2週間後に実行され融資金額が口座に振り込まれました。

 


トータルでちょうど1か月くらいでした。ただ、この間は書類と電話による面談だけで実行されましたのでスムーズにいってたいへん助かりました。

 


もちろん、これは低利で据え置き期間があるとはいえ、借入金=平たく言えば借金ですから、返済していかなくてはいけないわけですが、この厳しい状況の中、まとまった資金が手元にあることは大きな支えとなりました。ありがとうございます。

 


肝心の信用金庫さんの融資(こちらのほうが金額が大きい)が1か月以上連絡がないのでちょっと心配ではありますが、その前に「持続化給付金」の申請が始まりましたので、今はそちらに注力しています。

 


その続きはまた。ということで何とか生きております。